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ヒエログリフ解読
(古代文字へのご招待) |
(32)ハトシェプスト女王のオベリスク(北・東面)
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カルナック神殿の第4塔門奥にあるハトシェプスト女王のオベリスク(高さ29m)は
エジプトに現存するオベリスクの中では一番高いものです。
これの南面と西面は本HPの「ヒエログリフを読む 「その7」 「その8」 に掲載されています。
そこで、今回はその続編として、このオベリスクの北面と東面を読んでみましょう。 |
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カルナック神殿にあるハトシェプスト女王のオベリスクの碑文です。ハトシェプスト女王をテーマにした展覧会が2014年7月から東京都美術館で開催されますので、非常にタイムリーな興味深い内容の回となりました。
ハトシェプスト女王の記念碑には、父であるトトメス1世に関する記述が多くみられます。これは女性でありながらファラオとなったハトシェプストが、正統性を示すために毎回トトメスの嫡子であることを強調したためなのでしょうか?それとも彼女は本当に偉大な父が大好きなファザコン娘であったのか?
どちらもあるような気がするのは私だけでしょうか・・・(小)
誤りがあった場合には、その責は小柳に帰します。
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