エジプト
 
 古代のファラオから活気あふれる現代エジプト、
 ビーチリゾートや砂漠のツアー
 エジプトグルメやお土産など、ありとあらゆるエジプトに関する情報です
 
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 ラマダン中の旅行
 健康について
日本とは気温や湿度などかなり違うため、多くの方が体調を崩すことが多いです。
熱射病(暑気あたり)の予防には、日中の観光時には帽子をかぶる。遺跡で説明を聞くときにはなるべく日陰になる場所を選ぶとよいでしょう。
下痢は細菌などによるよりも、乾燥した気候のため、日本では考えられないほどの大量の水を知らぬうちに摂取していたり、スパイスや油の違いなどによるものが多いですが、生野菜や飲み物の氷などにあたってしまう方もいらっしゃいます。日頃おなかの弱い方は、生野菜・氷など避けていただいたほうが無難です。また、ミネラルウォーターも銘柄により、含まれているミネラル分が多く(硬水)、日本の水(軟水)との成分の違いでおなかを壊す方がいらっしゃいます。
体調が悪い時や、疲れを感じた時には無理せず休息をとってください。また、夏の気温は40度を超えます。湿気がないので思っているよりかなり過ごしやすいですが、夏場の旅行は1都市に2泊以上するような無理のないスケジュールを立てることをお勧めします。
 飲み水について
水道水は、入浴や洗顔、うがいには問題ありません。
飲料用にはミネラルウォーターをお買い求めください。
 通貨
エジプトの通貨単位は「エジプトポンド」で「LE]と表示されます。
その下の単位は「ピアストル」で「PT」と表示されます。
1ポンド=100ピアストルです
 両替に関して
カイロ市内の5つ星ホテルの多くには24時間営業の銀行があり、エジプトポンドへの両替ができます。
カイロ市内、ルクソールやアスワンなどでは、24時間営業ではないですが銀行や両替所がありますが、日本円の現金からの両替はある買っていない場所も多いのでご注意ください。
エジプトポンドからの再両替は、建て前的にはできることになっていますが、断られることも多いです。そのためあくまでも必要な分を両替するようにしてください。カイロ空港出発ロビーの店舗でも、エジプトポンドを使用できない場合がありますのでご注意ください。
 チップについて
エジプトにはチップの習慣があります。強制されるものではありませんが、何か相手からサービスを受けた時は少額のチップを渡すと喜ばれます。目安としては

 ピローチップ 一人あたり 5ポンド
 トイレチップ 一人あたり 0.5~1ポンド
 ルームサービス 料金の10%

 ガイドには(1グループあたりの目安です)
  観光ガイド 1日あたり 5~10ドル
  ドライバー 1日あたり 5~10ドル
  送迎スタッフ 1回あたり 3~5ドル

 ナイルクルーズでは独自のチップ制度をとっており、下船前日にまとめて支払いをします。
  クルーズ中のチップ 1日あたり 10ドルX日数
  クルーズのガイドへのチップ 1日あたり 10ドルX日数
 日本への電話、手紙について
国際携帯電話は、カイロなどの大都市ではかなり通じるようになりました。地方都市では携帯会社により状況が変わります。
ホテルからの国際電話は、5つ星ホテルからはダイヤルダイレクトでかけられます。地方ではオペレーター経由の場合もあります。呼び出しが長いと、日本の相手先が出なくても料金が加算されますのでご注意ください。
絵葉書等はいたるところでお買い求めいただけますが、切手はホテル内の本屋などでお買い求めください。
お出しになる都市によって異なりますが、通常は7日~14日程度で日本に届くようです。
 時差
日本より7時間遅れ(日本が正午のとき、エジプトは午前5時)
サマータイム適用期間は6時間遅れとなります。
 電圧とプラグ
電圧は220ボルト、50ヘルツです。
日本の電気製品はそのままではご利用できません。(海外旅行対応商品はそのまま使えます)
コンセントの形は数種類ありますが、Cプラグ(2本ピン)が一般的です。
 言葉
公用語はアラビア語ですが、おもな観光地、ホテル、土産物屋などでは英語もかなり通じます。
 食べ物
日本と気温や湿度など全く異なるエジプトでは、体力を消耗するためおなかを壊しやすくなります。
胃腸の弱い方は、生野菜、アイスクリーム、氷の入った飲み物はお酒になったほうが良いと思われます。
 交通
一般的な交通手段としては、ホテルの前からタクシーや馬車をチャーターしての移動となります。
街中を流しているタクシーは一般的に相乗りで、運転手もアラビア語しか話せない場合が多いです。ホテル前に停まっているタクシーは観光客専門のタクシーになりますので、通常は英語を話します。
タクシーに乗る場合には、必ず乗る前に料金交渉をします。(新型のメーター制タクシーの場合は不要)
地下鉄はカイロ市内を走っていますが、古代遺跡付近には通っていないため、オールドカイロ地区やヘルワンの一部を観光する以外にはあまり利用できません。
バスは表示がアラビア語であり、停留所でもきちんと停止せず、飛び乗り・飛び降りが一般的です。そのため観光客の利用は非常に難しいといえるでしょう。
レンタカーの利用は、お勧めできません。
 気候
一般的なガイドブックには、「3月から5月はハムシーンと呼ばれる砂嵐のため、観光には不向き」と書かれていることが多いですが、日本の台風のようにそのシーズンにひっきりなしにやってくるものでもありませんし、何日間も連続して嵐が吹き続けることもめったにありません。
ハムシーンは一般的に、春先にふく強い風に乗って砂漠の砂が飛んでくるのですが、通常は数時間でおさまります。また飛行機が欠航になってしまうような大きな砂嵐は年に数回程度で、最近では1月や7月など季節に関係なく吹く場合もあります。その場合でも嵐が収まった後は飛行機は離着陸を開始しますので、あまり砂嵐は気にしなくても大丈夫だと思われます。