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エジプト+もう1か国(エジプトの遺物がある国々) |
セントラルパーク(ニューヨーク) |
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トトメス3世のオベリスク
(クレオパトラの針) |
インフォメーション |
【交通手段】
セントラルパーク内 |
トトメス3世がヘリオポリスに建てた2本のオベリスクのうちの1つ。
(片割れはロンドンに運ばれ、テムズ河畔に立っています。写真はこちら)
ローマ時代に、ヘリオポリスからアレキサンドリアに運ばれ、アレキサンドリアの
シーザリウム神殿(ローマ皇帝シーザーを祀った神殿)の正面に移築されました。
このオベリスクは1869年スエズ運河の完成を喜んだエジプト総督イスマエルパシャが、
援助をしてくれたアメリカにお礼としてオベリスクを寄贈すると申し入れをしました。
当初アメリカは乗り気ではなかったのですが、対のオベリスクがロンドンに運ばれ建立される
という話を聞いたとたん、対抗意識が沸き起こり、ぜひ欲しいという話になりました。
1881年、アメリカに運ばれたトトメス3世のオベリスクは、セントラルパークに移築されました。
大気汚染のため保存状況は非常に悪く、碑文は2面しか読めません。 (参考 岡本正二氏 世界のオベリスクHP)
メトロポリタン博物館の北端の自動車道からセントラルパーク内に入り、美術館の後ろを通るような遊歩道を
進むと右手の木立の奥にオベリスクの先端が見えてきます。(夏場は木が茂っていて少し見づらいかも) |
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