熊野古道 熊野古道 熊野古道とは、 熊野三山(那智大社、熊野速玉大社、熊野本宮大社)へ詣でる道 <那智大社> 熊野夫須美大神(熊野権現)を祀る。 第5代目孝昭天皇の時代に開基されたと言われる。南方補陀落浄土の地と考えられ、平安時代には熊野全体が浄土であるとされた。無病息災、長寿の神。 那智の滝 那智の滝と三重搭 <熊野速玉大社> 熊野速玉大神(イザナギノミコト)と熊野夫須美大神(イザナミノミコト)を祀る。縁結びの神。 創建年代は不明、伝説では景行天皇58年(西暦128年)孝謙天皇の時代(749-758)に天皇より勅額を賜り、「熊野権現」となる。 <熊野本宮大社> 熊野三山の一つ。創建年代は不明。伝説では崇神天皇(AD33頃)時代。 家都美御子大神(けつみみこのおおかみ)、熊野坐大神(くまぬたますおおかみ)、熊野加武呂乃命(くまぬかむろのみこと)の三神を祀る。太陽の使いとされる八咫烏を神使とする。 もともとの社殿は大斎原にあった。1889年の洪水で流失して残った社殿が現在の地に移された。 ここから先は撮影禁止です。 拝殿 中辺路の途中から見える大斎原の大鳥居 大斎原に残る旧社殿の大鳥居 <中辺路> 上皇や貴族、多くの人が利用した参拝の道。 途中に王子社という小さな社が祀られていて俗に「熊野九十九王子」と言われる。「熊野の神様の子供」という意味で、ここにお参りをしたり儀式を行いながら熊野本宮を目指した。 発心門王子 水呑王子 伏拝王子 祓戸王子 見慣れたモホンがあります。(熊野本宮館前) 熊野古道は外国の人にも大人気です。 <<前へ